DXNLP Teamの坂東です。
弊社のエンジニアは大半が東京オフィス勤務ですが、私は数少ない徳島オフィス勤務のエンジニアです。
さて、今回ブログを執筆するに当たり、
当初は数理最適化に関する記事を書くつもりでおりました。
しかし、以下にあるように、
最適化関連の記事はすでに良いブログがあることに気づきました。
数理最適化
量子コンピューティング
そこで、今回は一旦、技術・学術的な方向性から離れて徳島オフィスでのエンジニアとしての勤務について私の所感を書き綴りたいと思います。
Arithmer徳島オフィスの紹介
まず、Arithmerのオフィスを紹介します。
Arithmerには、本社オフィス、徳島オフィス、名古屋オフィス、東京大学サテライトオフィスの4つのオフィスがあります。
徳島オフィス以外は都会的な働き方ができる環境になっているのに対し、私が勤務している徳島オフィスは10人弱の社員が在籍しているこじんまりしたオフィスで、地方ののどかな環境で勤務することが特徴となっています。
少し身の上の話をさせていただくと、私は2021年にエンジニアとしてArithmerに入社しました。
それ以前は大学で半導体や量子コンピュータの研究をしていました。
途中から機械学習に強い興味を持ち始めたことや学生時代からずっとプログラミングを続けてきたので民間企業で働くならITエンジニアかなと思っていたことがArithmerを選ぶきっかけとなりました。
そして、入社前にArithmerのことを調べていると、徳島にオフィスを持っているというこがわかりました。
既に首都圏で10年間生活していましたが、どうにも都会は私の性分にあわないことがわかっていたので、地方で勤務できる条件はそれだけで非常に魅力的でした。
これが決め手でArithmerに応募をし、入社後は希望どおり徳島オフィスで勤務するようになりました。
徳島での勤務を始めて
徳島での勤務を始めて感じたことは、地方の静かな環境での生活は、都会での生活と比べて、私が日頃感じるストレスが段違いに少ないということでした。
日頃の買い物を含め色々な場所に出かけても、基本的には空いていて待つことはありませんし、電車の時刻など何かに急かされるようなこともありません。
自然も多いので季節の変わり目などで景観の違いも楽しむことができます。
特に徳島は海・川・山が揃っているので、アウトドアが趣味の方には特に楽しめる場所だと思います。私は釣りが趣味なのですが、徳島ほど釣りを楽しめる場所は中々ないと思っています。
また、家賃などが非常に安いことも利点ですね。
経済的にも家賃などが安いため得をすることが多いと思います。
ただ、車の運転ができないと非常に不便であることや、ワイワイ騒ぐことが好きな人には少し寂しい場所と感じるであろうこと、便利なことはあまりないことなど、欠点もあります。
このような欠点を受け入れることができれば、徳島は良い場所だと思います。
勤務する場所の違いでエンジニアの業務に違いはない
地方で働くと業務内容で差が生じたりするのではないかと懸念を抱くことがあるかもしれません。
しかし、Arithmerでは、勤務する場所の違いでエンジニアの業務に違いはありません。
Arithmerでは、各オフィスの社員がチームとなって動いているので、ビデオ会議やチャットツールなどを活用して緻密なコミュニケーションをとる組織風土ができあがっています。
業務内容もそのような組織風土を前提に割り振られるため、徳島にいても東京の最新技術に関連した仕事に従事できます。
地方でエンジニアとして働く
働く場所を選べるのであれば、地方でエンジニアとして働くことも一つの選択肢だと思います。
“どの会社”で働くかはもちろん人生設計や仕事の幅に繋がる重要なことだと思います。
そして同時に“どこで”働くかも人生を彩る重要な要素だと思います。都合がつくようであれば、自分が住んだことのない都道府県で一度働いてみると意外な発見や出会いがあって人生面白くなるかもしれません。