情報セキュリティの重要性について

こんにちは。私はArithmerの情報システム部に所属しています。
今回は、情報セキュリティについて話したいと思います。

情報セキュリティとは?

昨今の世の中、情報セキュリティという言葉を聞いたことのない方はいないのではないでしょうか。
しかし、情報セキュリティとは何か、どうして大事なのかをしっかり考えたことはありますか?

情報セキュリティとは、その名のとおり情報の安全を守ることです。
自社だけではなく、顧客や取引先の情報を取り扱うことも多くあると思います。もしこれらの情報が流出してしまえば、その損害は計り知れません。
金銭的な損害だけではなく、信頼も失われてしまいます。
また、情報の消失や改ざんにより、事業の継続が困難になることもあります。

情報を守る上で、セキュリティソフトやソリューションによる対策ももちろん大切ですが、個人個人の意識もとても大切です。
情報漏えいの原因の約5割は端末の紛失や置き忘れ、誤操作や誤送信など人為的なものとされています。
だからこそ、情報システム部だけでなく社員ひとりひとりが情報セキュリティに対する意識を持ち、取り組まなければなりません。

Arithmerの対策

弊社では、基本的なウイルス対策に加え、CASBと呼ばれるクラウドセキュリティ対策のソリューションも取り入れています。
CASBとは「Cloud Access Security Broker」の略称で、社員によるクラウドサービスの利用を可視化・制御して、一元管理する役割を果たすソリューションの総称です。
これにより、不用意なアクセスを防ぎ情報漏えいのリスクを減らしています。

他にも、弊社はISMSとPMSを取得しており、情報の取扱いには一層気を付けています。
また、社員への定期的な教育や訓練を行い、高いセキュリティ意識を持ってもらえるよう日々取り組んでいます。

個人での対策

上述のとおり、情報セキュリティには個人での対策も必要です。
例えば、普段仕事をしている中でも、パソコンの画面を付けたまま長時間席を離れている方もいます。
席を離れるときは画面ロックをするなどの対策を普段から心がける等の小さなところから、対策をすることが大切です。

通勤電車でも、座席でパソコンを開いている人を目にしたことはありませんか?
人の多い場所だと、どんなに気にかけていてもパソコンの中を見ようとすれば見えてしまいます。そのようなリスクを軽減することこそ、個人に求められるセキュリティ対策だと考えています。

終わりに

現代では、情報セキュリティは仕事をする上で切っても切れないものとなっています。
ニュースなどで情報漏えいの事件や事故も多く取り上げられるようになり、金銭のために情報を引き出そうとする人もいる世の中です。
ひとりひとりが情報セキュリティとは何か、どのような対策をすれば良いか、考えていくことが大切だと私は考えています。
みなさまも今一度、自分のセキュリティ対策を見直してみてはいかがでしょうか。