こんにちは。Arithmer の AI Agent 担当コンサルタントです。
2024年12月26日より当社のホームページで「AI Agent コラム」の連載を始め、AI Agentという分野に関するさまざまな話題をお届けしてまいります。ついてはそれに先駆けて、私がAI Agentというテーマに向き合う中で感じていることを、ほんの少しお話ししたいと思います。
目覚ましい技術の進化とAI Agent
私はこれまでデータサイエンスやAI、そして自然言語処理の分野に携わってきました。これまでも技術の進歩に驚かされることは多々ありましたが、最近の進化のスピードは本当に目を見張るものがあります。
「AI Agent」という言葉が出てきた当初は、正直なところバズワードの一つに過ぎないと感じていました。しかし今や、この言葉が単なる流行語でないことを日々実感しています。以前は不可能だと思っていたことが次々に覆され、もはや何が可能で何が不可能なのか、自分の直観を信じられなくなってくるほどです。
AI Agent の能力と人間の本質
とはいえ、AI Agent はまだ万能ではありません。思いがけないところで「まだこんなこともできないのか」と感じることもあります。そして、それは一時的な技術課題の場合もあれば、思いのほか根深い問題の場合もあります。
このように AI Agent が できること/できないこと を探求していると、「言語能力とは何か?」「知能とは何か?」という、人類がずっと問い続けてきた哲学的な問題が改めて浮き彫りになってくるように思えます。そしてAI Agentにまつわる課題や新たな解決策を知るたびに、人間そのものの本質についても、より理解が深まるような気がしてくるのです。
AI Agentがもたらす未来
AI Agentが私たちの働き方に与える影響も、極めて大きなものになるでしょう。特にホワイトカラーの生産性には、これまでにない絶大なインパクトをもたらすと考えられます。
AI Agentが普及することで、人々の働き方はどう変わるのか? そして、今の子供たちが大人になったとき、彼ら・彼女らはどんな仕事に就き、どのように社会に貢献していくのか? さらに AI Agent は、働き方にとどまらず、人々の生きがいや人生そのものに何をもたらすことになるのか? ―― こうした問いについても、考えずにはいられません。
AI Agent コラムについて
このコラムでは、AI Agentの技術やその応用の可能性について、皆様とともに学び、議論していきたいと考えています。AI Agentの基本的な概念から、最新技術の解説、業界別の活用事例、そして課題や限界まで、幅広いテーマを取り上げる予定です。
これからの連載を通じて、皆様がAI Agentへの理解をいっそう深め、未来の可能性に想いを馳せるきっかけになれば幸いです。
12月26日から下記のページで掲載していきます。
https://www.arithmer.co.jp/ai-agent
ぜひお楽しみに!